ある時、僕のような変態的なMacの使い方をしている同士に「なぁなぁ」と聞かれたことがある.
それはMacを使っているのにParallelsを使ってまでWindowsを利用している変態のことである. 今やMacじゃないと実現できない機能や処理などほとんどない.Windowsで十分作業可能なのだ.
で、セカンダリMacでもParallelsでWindowsを使いたい.Parallelsをもう1ライセンス買ってでも実現したいことなのだが、Windowsのライセンスは買いたくない、という相談である.
肉親がMicrosoftになんかされたのか? と思わざるを得ない.
僕もセカンダリMacを運用していてこちらにも万が一のためにParallelsが仕込んである.
もちろんWindowsが動かせるようになっているが、セカンダリMacでWindowsの機能を使いたくなるようなことはないのであくまでもメインMacのファイルシステムが不整合状態になっていることをDrive Geniusが報告してきた時用だ.
で、メインマシンのWindows仮想マシンのアーカイブをHDD経由でセカンダリMacに転送しておくことでこのWindowsを使うことができる. もちろんメインMacとセカンダリMacで同時にWindowsを使ってはならない.
これを伝えると、なるほどー、などと言ってオンラインチャットから消えていった.
メインマシンでライセンスを通した仮想マシンアーカイブはHDD経由で搬出可能である. 僕がWindowsで必要としているアプリ、弥生会計シリーズ入りのアーカイブがまるっと移行できるのである. もちろん弥生のライセンス認証は必要だ.
グレーな使い方かも知れないが、自身の防衛のためである.
いつか対策されるかも知れないが、僕はWindowsのライセンスを買い足してでもWindowsを使わなければならない.
バックアップをリストアした時に偶然気づいたのだが、もしかしたらMicrosoftに昔何かされても使わざるを得ないという変態に本稿を捧げる.
マジグレーだけどな.
(20231115)