林檎と窓と黒苺

新しいものを見つけたら。

Bowers&Wilkins PX7 と PX7 S2

B&Wのヘッドフォン、PX7 S2が登場したのでそれまで使っていたPX7を引退させることにした.


B&Wのヘッドフォンはメジャーではないので需要があるとは思えないが、PX7とPX7 S2は何が変わったのか記録しておきたい.

 

・イヤーカップの形状

PX7のイヤーカップは僕の耳だと耳たぶ部分がカップに押される程度に小さかった. このため長時間聴いていると圧力を感じていた. なお、身長が160センチ程度の人だとすっぽり入るようなので耳の大きさにもよるのだろう.

 

S2のイヤーカップは形状が変更され、僕の耳ならすっぽり入るようになった. フィット感は確実に向上している.

 

・ 充電時間

 

PX7の満充電までの時間は3時間切る程度だった.

S2は2時間強. だいぶ充電が早くなった印象だ.

 

・3.5mmイヤフォンジャック

 

PX7は3.5mmイヤフォンジャックがついている. 僕はたまにお遊びギターを弾くのだが、アンプから出る音をPX7に処理させるために重宝していた.

 

S2はこれが廃止されている. 接続方法はBluetoothのみだ.

残念ではあるがまぁしょうがない.

カカクコムなどではPX7 S2のスペックに「ミニプラグ」という表記があるが誤りだ.

 

・ドライバユニットの位置

 

PX7のドライバユニットがS2では最適化されているそうだ.

僕はこれを感じることはできなかったが、イヤーカップの形状が変更されたことによる音の変化の方が大きかった.

耳に密着しているためノイズキャンセリングがONになるとほぼ外音は遮断される.

 

・ アプリ

 

PX7のアプリはS2では使えない. S2用なのか新しいアプリを入れて接続することになる.

 

何が変わったかと言うと、S2アプリでは低音と高音のコントロールができるようになったことだろう. その代わりノイズキャンセリングのレベル操作はアプリからはできなさそうだ.

PX7のアプリではできたのだが.

 

・外観

 

僕は両方ともブラックにしたのだが、PX7は黒一色、PX7 S2はイヤーカップ部分にシルバーの加飾が施されている. また、外皮の質感も向上している.

 

・結論

 

いろいろなサイトで比較評価しているが、PX7 S2が登場したことで無印PX7の価格は下がるだろう. それを見計らって無印PX7を購入するのがお得だろう.

 

一度試聴してみることをおすすめする.

 

 

 

(20220909)