林檎と窓と黒苺

新しいものを見つけたら。

Bowers & Wilkins PX-7 を使う(4)

 

リモートワークが継続している僕はミーティングの時に B&W PX7を使っている.

 

Windows /Chromeなら非常に安定した通話品質である. ノイズキャンセリングすると相当小さい声でも聞こえる.

 

これがメインの使い方なのだが非常にもったいないことは自覚していた.

 

ミーティングがない時はワーク時、iPad Proから音楽を流すか、Radikoを聞いている.

 

iPad Proの内蔵スピーカはそこそこ音がいい. 爆音で聴くわけではないからこれで十分なわけだ.

 

新譜が出る. そんな時はiPad Proに接続してB&W で聴く.

集中したい時など外音がほぼ遮断されるため非常に具合がいい.

 

さて、 このiPad Pro経由で聴いている音楽を、愛機Blackberry Key2に転送していた.

テレワーク主体といえど、公共交通機関を使って出社する時もあるのだ.

 

Bose Comfortの持ち運びやすさも良いが、B&Wの音質をお外に連れ出すのも良いのだ.

 

で、音楽をB&Wで聴いていると何故かクリアに聴こえる.

ワークしている時に何気なく聴いていた音がどうもキレイに聴こえるみたいなのだ.

 

あれ? これはどういうこと? とBlackberryを開いてみる.

特に変わったことはない. 普通に接続されているだけだ.

 

Neutron(ANdroidの音楽プレイヤ)が吐く音が良いんだな、などと根拠なく思っていた.

iOSもNeutronにしたらこの音質かなどとAndroidの通知バーを見てみると見慣れない通知が出ていた.

 

"Using Qualcomm apt-X
 Tap to Qualcomm apt-X"


そして、Qualcomm apt-x HD と表示されている.

タップすると、Qualcomm apt-x になる.

 

Blackberry Key2ってapt-xコーディックだったっけ?

僕はずっとSBCだと思っていた.

 

apt-XだとiPad Proの音から極薄の皮を剥いだようなクリアな音になる.

 

Blackberryを使い続けて20年に迫ろうというのに、初めて知った機能だったという話.

 

 

(20210114)