林檎と窓と黒苺

新しいものを見つけたら。

M1 Macbook PRO 2021のあれこれ その6 (Parallels で動かす Windows on ARM のGoogle Drive)


さて.

 

メインマシンをM1 Macに変更した.

 

Google Driveが使えないという問題はあったものの、互換アプリでARM Windowsからアクセスできることがわかったからだ.

 

あとはARM WindowsIntelバイナリをいい感じで実行してくれさえすればいい.

 

問題は、Windows11仮想マシンを退避してM1 MacにインストールしたParallels上で実行させることだ.

 

別の記事に書こうと思っているがIntel MacからM1 Macへの移行もちょっと手こずった.
でもなんとかIntel Macで使っていた環境を復元することができた.

 

最後の手順はIntel Macから復元したのでWindows仮想マシンIntelだ.

ここで退避させたARM Windows仮想マシンをコピーして入れ替えを行った.

 

さて、ParallelsはARM Windowsを動かしてくれるのだろうか.

 

結果はダメだった. 起動途中でエラー画面が出てしまう.

 

僕の実力ではこの仮想マシンを動かすことは不可能だ.

 

改めてparallelsから Windows11稼働マシンを新規に作ることにした.

 

新規仮想マシンは問題なく作成できた. キーボードに問題が出たがこれも別の記事で書こう.

 

WIndows11を立ち上げてライセンス認証する. この時に使うライセンスキーは未使用の Windows10のコードが使える.

 

それで、

まだ何もインストールしていない Windows11のエクスプローラを見てみると、なぜだかGoogle Driveがいるではないか!

 

アクセスしてみると、以前は「実体が見つからない」エラーが出ていて、これを回避するためにGoogle Drive互換クライアントを使えばいいと思っていたのだが、なんのことはないGoogle Driveに格納されているさまざまなファイルが見えている.

 

OneDriveは見えないがこれは僕が使いたいWindows環境では必要がない.

 

「やった! 使えるじゃん」

 

などと思い、アプリのインストールを行う.

 

弥生製品が使えること、ラベル作成ソフト(ラベルマイティ)が使えることが条件であったが、インストール、再起動で全く問題なく使えることがわかった.

 

だが. だが、Windowsを再起動するとさっきまで見えていたはずのGoogle Driveがマウントされていない.

 

なぜだ.

 

そんなことを思いながらMac側でGoogle Driveを開きライセンスキーを管理しているファイルからキーをコピーしアクティベーションしていたら、エクスプローラGoogle Driveがいるではないか.

 

何が契機かはわからないが、どうもMac側でGoogle Driveにアクセスすると Windows側にマウントされるようだ.

MacGoogle Driveを操作しなければ Windows側に反映されない.

 

これまで、Google Drive File Streamを Windowsにもインストールしていた.

 

ARM WindowsにはまだGoogle Driveアプリはリリースされておらず、ブラウザを使うしかなかったのだが、今回 Windows11には何もインストールしていない.

 

少し不思議な挙動ではあるがparallelsの「クラウドWindowsと共有する」という機能の何かなのだろうな.

 

もし、WIndows11 On ARMをparallelsで動かし、Google Driveを使いたい向きは参考にしてもらいたい.

そんな奇特な使い方をしている人は少数かもしれないが.

 

(20220404)

 

追記 20220406)

その後、エクスプローラGoogle Driveが表示されたりされなかったりが続いている.

どうもParallels Windowsを立ち上げたあと、Mac側でGoogle Driveエイリアス経由でGoogle Driveにアクセスするとエクスプローラ側にネットワークドライブとしてマウントされているような気がする.

 

追記 20220428)

KB5012643 がWindowsOnARMの累積更新プログラムとしてリリースされている.

だが、これを適用すると僕の場合は 弥生ドライブ の起動ができなくなってしまった.

 

会計はもちろん、月末には請求、見積処理があるが僕は全て弥生製品を使っている.

これらのデータが格納されている弥生ドライブが起動できなくなるということは致命的である.

 

InterlMacに戻そうか一瞬考えたが、このパッチをロールバックすることで弥生ドライブが動くようになった.

 

この記事は、Bingで GoogleDrive WindowsOnARMで検索するとトップページに表示されりようになった.

 

ご愛顧に感謝したい.