サポートを受けて解決したよって話とおまけ.
サポートから連絡を受けて操作をすると接続できるようになった.
その顛末を報告する.
まずサポートから受けた操作指示は以下だ.
1. スマートフォンの設定アプリを開く
2. 現在登録されているメールアドレスをログアウト(メインのアカウント)
3. Fitbitアプリに登録してあるメールアドレスでログイン (Fitbitのアカウ ント)
4. メールアドレスの切り替え後、再度Google Pixel WatchアプリとFitbit アプ リの連携
1.について
スマートフォンの”設定”ではなくWatch2アプリの”設定”項目群にある”Google”を選択する.
僕の場合、スマホのセットアップ時に使っているメールアドレスがスマホのプライムアカウントなので初期セットアップ(Watch2との最初のリンク)でこれがデフォルトに設定されるようだ.
Watch2アプリに表示されている(右端上部)のアカウントに関わらず内部はこのリンク時のアカウントで動作するらしい.
この画面、クセがある. スマホの設定画面と色味も単語も一緒なのでわからないよね.
3.で語る.
2.について
今スマホに複数アカウントが登録されているケースで”ログアウト”ができる機種はあるのだろうか.
僕が使っているPixel Foldにはログアウトはなく”アカウントの削除”がある.
これを選択実行すると僕の業務に大きな影響を及ぼしてしまうのでこれは実行することができなかった.
が、次のところで僕の勘違いを含め色々なことが明らかになる.
3.について
まずスクリーンショットを見てほしい.
”アカウント”のところはスクリーンショットでは”2”になっている.これが初期の状態では”1”であった.
僕いのスマホには、3つのアカウントが登録されているが、Watch2とのリンク時のアカウント(プライマリ)だけ登録されていた. このアカウントはFitbitのアカウントではないため、当然Fitbitで認識されるはずがない.
1.のWatch2アプリの設定で”Google”にプライマリアカウントしか存在していないので、Pixel Foldに存在していたFitbitの登録アカウントを追加した(Fitbitアカウントを統合したアドレス). スクリーンショットはその後の状態になる.
これによりWatch2->Fitbitに遷移するときに引き渡されるアカウントが、メインアカウントのみのところ、Fitbitのアカウントの両方が引き渡されることになる.
4.について
上記までの操作を実施し連携するとWatch2アプリからFitbitアプリに遷移し、Fitbitアプリに登録されているアカウントで連携される.
連携された後のFitbitには、
こんなふうに心電図が使えそうなタイルが表示される.
が、しかしこれではまだWatch2に心電図アプリが入っているわけではなさそうだ.
なんとか心電図アプリを導入しようとしても入れられなく、心電データもFitbitアプリからは取れなかったためだ.
で、Watch2の設定からWatch2本体のシステムアップデートを試してみると(これは何の気なしに行ってみた)、何やらアップデートがあるらしい.
それでしばらく放置して再起動後のWatch2のアプリをみてみると、心電図アプリが導入されていた.さらには採取された心電データがFitbitアプリに転送され、PDFを作成してくれる機能まで動作することを確認することができた.
以下はFitbitアプリで生成したレポートだ.
なんでこれを厚労省は認可しないのかさっぱりわからない.
これはOmron携帯型心電計で採取した6誘導型の大暴れ心電図だ.
この心電計は左足首、両手で採取するが(6誘導の場合、2誘導の場合は両手指で取れる)常にそれができる状況だとは限らない.
循環器系疾患を持っている人はお守り以上の効果があるはずなので早い認可を期待したいところだ.
以上3部に分けて偶発的に入るかもという記事の検証を行ってみた.
これでWatch2は電子ゴミにならずに済んだ. あとはPTT値を算出してくれるアプリを探してWatch2にインストールするとASUSと同等以上の機能を持った時計が僕の左手首に鎮座することになる.
Fitbitで心電アプリが認可される前に使いたい向きには有用な記事になっただろうか.
なお、この一連の記事を信じて操作した結果、スマホ環境、スマートウォッチに障害が発生したとしても僕は何も担保・保証しない.全て自己責任で実施してほしい.
(20240703)