林檎と窓と黒苺

新しいものを見つけたら。

Drive GeniusがM1 Macに対応した!

以前から度々話題にしてきたMacに接続しているドライブ監視ツールである Drive Genius.

 

過去にはDriveGenius6の限界というエントリを起こした.が限界突破したらしい.

 

僕ぐらいハードディスクの故障で涙を飲んだ経験がある人もそう居まい.

M1 Macに対応しなくなり、ディスクの故障あるいは論理エラーの検知ができなくなり、先日はAPFSのエラーによってMacを買い替えるに至った.

 

いくらバックアップしているからと言って、論理的に壊れたHDDを復旧させ、いつ終了するかわからぬ再セットアップ&リストアを試行する心の余裕はない. 万が一HDDが物理的に壊れたことを知ってから手配する数日の間に機会損失することを考えるとMacの20万や30万円など安いと言い切れるほどだ.

 

だがもうそんな心配は不要だ. Drive GeniusがM1に対応したからだ(Prosoft本国のほう).

 

なお日本ではファンクションという会社が販売しているのだがこちらのはM1はサポート外となっている.( https://function-fc.com/drivegenius6.html

以前までのバージョンの話だが、同じDrive Geniusでもどちらで買ったのかによってサポートが違う. ま、そんなもんだろうと思い、特に本国に問い合わせしても日本側に着信してしまうなどといったことになる.大人の事情らしいがユーザからすると知ったことではない.

代替のツールが豊富にあるなら「知るか!」と乗り換えてしまうのだが、このツールはおそらく唯一無二である.このツールのDrive Pulseという機能がHDDの故障予知あるいは故障検知してくれるので様々な準備を慌てずに行うことができ、日頃の行いが良ければHDDの復旧まで行えてしまう.

 

かつてはDIskWarriorというソフトがディスク復旧の定番であった.最近M1に対応しVenturaまで行けるようになったそうだが、予知検知まではできない. USBには対応していなかったがこのバージョンではどうなのだろう. 試してみたらレポートしたい.

 

Drive GeniusがM1をサポートしたという喜ばしいニュースをお知らせする. 僕のMacで元気にディスクを監視してくれている.

 

なお、決して安くはないDriveGeniusを使ってみたい向きに、バッテリ駆動主体でMacを使う場合、DrivePulseは切っておいた方がいいだろう.バッテリの消費が怖い.

 

(20230806)