林檎と窓と黒苺

新しいものを見つけたら。

Acronis Cyber Protect Home Office (緩い注意)その2


思い立って Onyxを動かしてみた.

 

すると

 

Data に障害があるのでFirstAIDを動かすと良いぞ

 

と言われた.

 

これが悲劇の始まりだ.

 

M1 MacにはDrive Geniusは対応していない. Disk Warriorも対応していない. と言うかDiskWarriorはUSB接続をガン無視してくれる.

 

すると.手段は一つ. Mac復旧からのDisk Utility経由FirstAIDだ.

 

M1 Macは電源ボタン長押しで復旧モードに入る. Command+Rの時代ではないのだ.

 

で、Disk Utilityを起動してみる.

 

FirstAIDの結果はエラー. バックアップせよ、と脅してくる.

 

この端末はバックアップ機があるとはいえ、メイン端末であり全ての作業の入り口だ.

 

早速TimeMachine、Acronisの両方で控えているのでAcronisを使って復元を試みる.

 

起動ディスクにAcronisがあるのでこれを使って起動、そしてDataを復元する.

 

何かWarnが出ていたのだが書いている内容がよくわからない. とにかく復元すればディスクエラーも解消してくれるはずだ. 論理エラーだし.

 

で、復元に3時間. 完了したので再起動すると 有効なOSがない、と言ってくる.

 

Mac復旧からDisk Utilityを起動すると、Dataの位置がおかしい.
MacintoshHddの下にいたはずなのにそこから外れたところにDataがある.

 

いやーな予感しかしないのでAcronisで再度ブートして全体をリカバリしようとしたが、今度はAcronisがブータブルディスクとして認識されない. さっき居たじゃん、お前.

 

Acronis最高と思った時もあったが、考えてみればフルリストアを成功させたことはない. いつもTimeMachineからだった.

 

それでTimeMachineを見てみるとどうしたことか1ヶ月前のバックアップしか取られていない. スナップショットはわんさか取っているのに肝心の復元に利用するバックアップがないとはどう言うことか.

 

Acronisはブータブルじゃないし、TimeMachineは1ヶ月前.

 

1ヶ月といえばメール流量で千通は軽く超えている. だからTimeMachineと日に一度のAcronisで万全! と思っていたのだが、両方に裏切られた気分だ. 

 

特にTimeMachineの方は止めた覚えはない.

 

で、結局何をやってもAcronisは認識しないし、TimeMachineから1ヶ月前の状態に戻してやっと復元した.

 

メールは丸々1ヶ月ロストした.

 

Acronisなんかはひどい. バックアップパスが違うとか言ってバックアップがエラーになる.

 

頭にきたから全部消してもう一回バックアップを取ることにした.

 

冷静に考えると、Acronis、使えないんじゃないか. なんの条件か知らないがブータブルじゃなくなるようなことがあっていいの?

 

と言うことで、M1 Macを使っている向きには、

 

そのAcronisのバックアップ、信用できる? 

 

と問いて終わりにしたい.

 

Macが安定していた時代は終わったのかな. Windows11はしっかり安定しているみたいだ.

 

(20221020)