M1 MacにParallelsといえばWindowsだろう。
ところが今Insider Previewを見てもWindows11 on ARMしかダウンロードできない。
で、このWindows11 on ARMは不具合がある。 僕が試した分には 設定 が開かない。
いや、まれに開く事ができる、という感じであり全く実用ではない。
そこでWindows10なのだが、これのダウンロードとその時に遭遇するSecure Bootによるインストール停止にの回避を記録しておく。
何人かいるだろう猛者の助けになれば幸いである。
なお、この記事を信じて被るかもしれない損害については一切担保しない。 自己責任でお願いする。
■ Windows10 on ARM のダウンロード
これをuupdumpからダウンロードする。
uupdumpはマイクロソフトUUPからISOを作るサイトで、何かが混ざる可能性は否定できないもののある程度信用しても良いサイトだと思う。
サイトを開いて"Downloads”タブが上部にあるのでクリックすると配信されているISOイメージがリスト表示される。
ここからWindows10 on ARMのセットを探す。
必要なセットを探したらクリックする。
言語の選択、必要なWindowsエディションを選択すると以下の画面になる。
オプション等はこのままで"Create Download Package"をクリックするとスクリプトがダウンロードされる。
ダウンロードされるスクリプトは、Windows、Linux、macOSの3種が用意されている。
適当な環境用のスクリプトを実行させてISOファイルを作成する。
homebrewが必要だが、M1 Macではまだ動作しないようなのでIntel Mac上で作成した。
■ Parallelsに処理させると Secure Bootでエラーになる
このISOファイルからParallelsの仮想ディスクを作ろうとすると、Secure Bootに引っかかりエラーになる。この時のメッセージがわかりにくい。
ここの回避方法はインストールステップ中に、「インストール前に設定を行う」的なチェックボックスをONにし、Parallelsの構成画面で、”ハードウエア”→”ブート順序”→”詳細”で表示されるボックスに、
を入力する。
このままインストールするとWindows10が導入される。
しかし、インストール完了直後にWIndows10のこのビルドの有効期限が切れているので早急にアップデートしてください、というメッセージに促されてアップデートするとWindows11にされてしまう。
やはりM1上でWIndowsを常用するのはまだ先なのか。
(20211028)