林檎と窓と黒苺

新しいものを見つけたら。

Parallelsを使ってWindowsを使おう(グレーゾーン)

ある時、僕のような変態的なMacの使い方をしている同士に「なぁなぁ」と聞かれたことがある.

 

それはMacを使っているのにParallelsを使ってまでWindowsを利用している変態のことである. 今やMacじゃないと実現できない機能や処理などほとんどない.Windowsで十分作業可能なのだ.

 

で、セカンダリMacでもParallelsWindowsを使いたい.Parallelsをもう1ライセンス買ってでも実現したいことなのだが、Windowsのライセンスは買いたくない、という相談である.

 

肉親がMicrosoftになんかされたのか? と思わざるを得ない.

 

僕もセカンダリMacを運用していてこちらにも万が一のためにParallelsが仕込んである.

もちろんWindowsが動かせるようになっているが、セカンダリMacWindowsの機能を使いたくなるようなことはないのであくまでもメインMacファイルシステムが不整合状態になっていることをDrive Geniusが報告してきた時用だ.

 

で、メインマシンのWindows仮想マシンアーカイブをHDD経由でセカンダリMacに転送しておくことでこのWindowsを使うことができる. もちろんメインMacセカンダリMacで同時にWindowsを使ってはならない.

 

これを伝えると、なるほどー、などと言ってオンラインチャットから消えていった.

 

メインマシンでライセンスを通した仮想マシンアーカイブはHDD経由で搬出可能である. 僕がWindowsで必要としているアプリ、弥生会計シリーズ入りのアーカイブがまるっと移行できるのである. もちろん弥生のライセンス認証は必要だ.

 

グレーな使い方かも知れないが、自身の防衛のためである.

 

いつか対策されるかも知れないが、僕はWindowsのライセンスを買い足してでもWindowsを使わなければならない.

 

バックアップをリストアした時に偶然気づいたのだが、もしかしたらMicrosoftに昔何かされても使わざるを得ないという変態に本稿を捧げる.

 

マジグレーだけどな.

 

(20231115)

macOS VenturaをApp Storeからダウンロード&インストール

何を言ってるんだ?と思われるだろうから、背景を書く.

 

契約によってあからさまに書けないのであるが、ベータプログラムではないある機構からSafariのプレビューを受け取る資格をもらっていた.

 

時折メールでリリースされたよ、と通知がくるのでその機構でリリースされたSafariをインストールして使う.

 

今回もまさにそれだった. バージョンナンバーは17.2だ.

 

これまで全くと言って良いほど問題なく動作し、なんだったら通常のSafariよりWebレスポンスが体感的に優れていることが多いので気を良くしていた.テクニカルプレビューとも違うので怪しい動作をすることはない. いや、なかった.

 

この17.2はとてつもなく遅く、そしてとてつもなく重い.

 

メールに書かれているリンクを踏んでコンテンツが表示されるまでにかかる時間は数分.

とても使える状態ではない. Chromeが雷のような速さに思えるぐらいだ.

 

そして、この機構からインストールすると同じバージョンを上書きしようとしても「このディスクにはインストールできません」と警告が出てしまう.
インストールに不具合があったのかもしれないから再インストールしたい、と言う要求を拒否してしまうのだ.

 

さて.困った. Safari単体のインストールは公称不可となっていて通常バージョンのSafariに戻したければOS復旧からOS再インストールせよ、となっている.

 

ここで、AppStoreからVenturaをダウンロードしてインストールすると何が起きるだろう、と好奇心がむくむくしてきた.

この方法でバージョンダウンは跳ねられることを知っている.だが、同じバージョンを運用中にダウンロード&インストールならばワンチャンあるのではないか.

 

で、結果は問題なくOSインストールできた. おそらく最速でインストールできるのではないだろうか.

 

Safariのバージョンも現行運用バージョンに戻った.OSインストール後にSafariの追加インストールが走ったが、これはAppStoreにあるVenturaにバンドルされているSafariの都合だろう.

 

運用中のアプリ設定もそのままだ.

 

ひょっとするとOS復旧から再インストールしかアプリ設定を残す方法がない、と思っている向きがいるかもしれない. 僕がそうだった. 問題なく再インストールできるよ、しかも比較的高速だよ、.と言う記事である.

 

(20231106)

 

 

M1 MacにSonomaを入れてみる

M1 Mac サブ機にSonomaを入れてみた.

 

これは僕にとっては恒例で、ほぼ素で使っているMacの安定っぷりというか動作を確認するイベントである.

 

Intel Macはするするとインストールできた. M1 Macはどうだろうか.

 

結論として、不具合あり、だった.もちろん僕の端末の問題なのかも知れないがアップデート直後のログインでパスワード欄に何も入力できなくなり、だけれどもEnterだけは反応するという意味がわからない状態になった. こうなるともう強制終了するしかない.

 

つまらないことかも知れないがこういうことが、OSを不安定にすると思っている. いわゆる「プロセスのタイミング」というやつだ.

 

こうなると、実はIntel Macの方が安定しておりM1 Macは未だ安定途上なのではないかという疑惑だ.

 

Sonomaの改善内容を見ても、ユーティリティ群の機能更新でありOSそのものに食い込むような更新は少ない. 僕のようにmacOSはツールを使うためのプラットホームと位置付けiPhoneiPadと連携した作業などする気がなく、Airpodsなども使わないユーザはVenturaからSonomaに”アップデートする必要がある”とは思わないのではないか.

 

Catalinaが登場した時、Sidecarという機能が搭載された. iPadを拡張画面にできる機能だ. これは便利だった.今でもSlackやGoogle Chatを即時みるために時折拡張することがある.タップが使えるのでHDMI拡張や無線拡張より使い勝手が良いのだ.

 

前にも書いたが、周辺ツールの機能拡張もいい.テレビ会議でのセンタリング機能などはニューラル演算が必要なのだろう. だが僕を含め多数のユーザは、もっと安定したOSやファイルシステム、そしてデベロッパが参入しやすく豊富なアプリを選ぶことができるWindowsのような環境なんだと思う.

 

ゲーム機能を拡張しているようだが、今のMacにゲーム参入しようとするメーカはおそらくリスクしか感じていないだろう.

 

そしてなぜだろう. この記事はM1 Macで書いているが前の記事を書いたIntel Macの方がスムーズに漢字変換するように感じる.

 

M1でなければならない作業や計算をしない、主にOfficeやメール、SNSブラウジング、会計、見積請求などの事務処理に使っている僕にとって、いやもしかしたらMacbookを使っている半分くらいはそうなんだろうと思うが、悩ましいですよ.これは.

(20230930)

Intel MacにSonomaを入れてみる

Macの世界ではサポートがどんどん切られていくインテル製CPU Mac

 

思えばIntelの時代は安定していたなあ、などという気はない. 営利目的で活動している企業が利益を求めるために変換ケーブルを4000円で売ろうが、仕様がきっちりと公開されていない独自ファイルシステムを強制的に使わせようが、その見た目の品質と先進的なイメージが必要な向きは手に取るのだ.

 

で、

Intel Macを後生大事に使っているユーザに告ぐ.さっさとApplwSillicon製Macに買い換えなさい.

 

と言わんばかりのプロモーションを主にMac情報を扱っているWeb記事メディアを中心に展開しているっぽい.

 

で、

すっかりApple Silliconに移行してしまった僕はIntel MacにSonomaを入れてみようと思ったわけだ. 過去に行った「僕の常用アプリが動くかしら?」 という記事ではない.

 

結論から言うと動いた. 動いたし快適だ.この記事はIntel Mac Sonomaで書いているのだが漢字変換はサクサク.しかも日本語英語を切り替えると半角と日本語どちらのモードになるかがカーソルキャレットのところにバルーンで表示される.地味にありがたい機能だ.

 

WIndowsじゃあるまいしOSの根底からドッカンドッカン工事をするわけではないはずだから、Intel Macのサポートを継続することなど処理能力的には問題がないはずだ.

 

ところで僕はAppleのバージョン管理に昔から疑問を持っている. 一貫していないのだ.

そして、奇数バージョンと偶数バージョンで品質が異なるんじゃないかと言う自説を持っている.

 

SierraMacOS 10.12がナンバリングされている. 安定したOSであった.

High SierraMacOS 10.13がナンバーだ.Highとついた割には安定度は地面スレスレだったように思う.

次のMojaveはMacOS 10.14.偶数ナンバーだ. このOSも安定していた様に思う.

そしてCatalina macOS 10.15 地獄の奇数ナンバーだ.いい思い出がない.

ここからApple伝統の適当バージョニングになる.MscOS7や8の時代、機能拡張のバージョンが出たらめで困惑したユーザはきっと40代後半以降だろう.

Big Sur MacOS11だ. 奇数バージョンだ. ダウングレードを考える程度には酷かったような気がする.

Monterey MacOS12はファイルシステムがスカタン以外はそこそこ安定していたかもしれない. このブログでも文句はあまり書いていないような気がするのだ.

Ventura MacOS13は最近も書いたようにファイルシステムが弱い.よわよわだ. 奇数バージョンである.

あと数日で登場するSonomaは偶数バージョンmacOS 14になる.僕の説だと安定しているはずなのだ.

現にこうして触っていても遅いとか挙動不審なところはない. リリース直後にアップデートしてもあるいは安定して動作してくれるのかもしれない.

 

それにしても、ウワモノの機能を宣伝しているが、OSの安定度が上がりましたとか、コードを見直してこれまでよりXX%処理速度が上がりました、みたいなバージョンアップがあってもいい. Windowsは7や8.1から10で大きくパフォーマンスやUIを変えてきた.

(20230922)

Windows11 on ARMで弥生製品のオンラインアップデートに失敗するのを回避する(いつの間にか解決してる)


「まず、そんな人がいるのか、と言う疑問がある.」

 

だが、その記事を投稿した後、PVが伸びている. 僕のような使い方をしている変態が一定数いるということだ. 嘆かわしい、いや頼もしいことだ.

 

なのだが、このインボイス制度というケツの毛を毟り取らんばかりの制度が10月に控えていることもあり弥生製品はアップデートラッシュだ. と言っても数回だが.

 

自分が書いた記事のことをすっかり忘れて、普通に鼻歌混じりにアップデートしたところすんなりアップデートできた.

あまりにもすんなり過ぎてかつては失敗していたことすら忘れていた.

以前はVC++ランタイムモジュールの更新で落ちていたのだが、落ちなくなっている.

実は、ここだけの話、弥生製品をサポートしていたり開発していたりするスタッフはちょっとアレな人が多いような気がしている.

 

どういうディスり方してんだ、と思われた方、僕の体験談を読んでほしい.これはまだ記事に書いていないことだ.

 

今の弥生はどういう動作保証環境か知らないが、当時はリアルWindowsのみだった. 仮想化しているWindowsは動作保証の外にあり、もちろん弥生がそれをサポートする必要はない.

 

だが、仮想環境にある弥生からクラウドに置いてある弥生データをどうしても読み込みたかった. ここでクラウドとはGoogle Driveを指している.

 

今日現在でも多少の工夫が必要なのだが、かなり初期の段階で

「これができないよぅ困ったよぅ」

と弥生サポートに連絡したのだ.

動作保証に仮想化Windowsが含まれないことを知らずに無邪気にサポートを受けようとしたのだが、サポート窓口の担当さんは神だった.

 

まず、僕がやりたいことを整理してもらった.

弥生ドライブを使えば可能であることを伝えられ、税理士とのやり取りもや用ドライブを経由すれば良いこと.

そして弥生の実態ファイルを意識しなくても弥生ドライブ上のファイルをダブルクリックすることで仮想化Windowsでも弥生製品が使えること.

バックアップも問題なく取られること.

など全く動作保証外の環境で使う方法を弥生のエンジニアさんと窓口の担当者さんが内部でやり取りしてくれて実現し、今に至っている.

さらにはIntel WindowsからArm WindowsというこれまたサポートしてないだろうWindowsに移行して動かしているんだよな、こちとら.

はっきり書くと仮想化されたArm Windowsで弥生なんて使っている方がアタオカなのだ. 経理・会計業務なんだから素直にWindowsマシンを使えばいいのだ.だが、僕は上に書いた過去のサポート体験から、もしかして、もしかすると、この記事は弥生のエゴサでちょっとアレなマネジャあるいはエンジニアさんに見つけられ、こっそり修正されたのではないかとちょっと思っている.

で、今日現在、以前に書いた問題は解決している.

さて、インボイス制度のせいでクレカ請求明細の消し込みがしにくくなったAmazonの仕訳でもやるか・・・

(20230918)

Pixel Fold(2)

ワイヤレス充電がうまく動作しない.

 

よくある「接続中. 充電していません」になるのだ.

 

そんなに位置にシビアなのか、とミリ単位で調整してみると充電できる時とできない時がある.

 

AppleのMagsafeは別にワイヤレス充電の呼び名でもなんでもないはずだが、磁力の利用方法として誘電コイルの場所をズバリ特定する手段として有効だと認識している.

あの4点ぽちぽち接点の充電端子を知っている人はいないのだろうか.

 

で、Anker製のMagsafeワイヤレス充電器を買った.僕の使い方ではおすすめできないのでリンクは置かない.

 

睡眠状態を気休めに記録している関係で寝る前に枕の横にスマホを置く.

 

Magsafeを貼り付けた直後の状態は「接続中. 充電していません」だ.

本体は熱くない. なのでサーモ戦さが動いているとは考えられない.

バッテリ残は19%だ. OSはバッテリセーバを発動すべき閾値を跨いでいる. アダプティブ充電の制御外にもあるだろう.

 

で、充電されないのだ.充電に失敗しているとき本体は十分熱い. コイルで発熱しているんだろうな. ケースはカーボン製のMagsafe対応に買い替えた.ちなみにケースを外しても同じ.いや、外したほうが充電される可能性は高いような気はするな.

ケーブルをUSBーC に接続すると確実に充電される.

まだまだ未完成品かもね、と前の記事で書いたがこういう基本的な部分でも未完成品感がある. そして嫌なのはあまりこの件騒がれていなさそうなのだ. 売れていないだけでワイヤレス充電なんてしないよね、ケーブル充電こそ至高なのだよ、であればいいのだが、ひょっとして初期不良なんてことがあるのか.Anker充電器の出力が高すぎるのか. 少し実験が必要かも知れないとも思っている.

 

(20230918)