林檎と窓と黒苺

新しいものを見つけたら。

Intel MacにSonomaを入れてみる

Macの世界ではサポートがどんどん切られていくインテル製CPU Mac

 

思えばIntelの時代は安定していたなあ、などという気はない. 営利目的で活動している企業が利益を求めるために変換ケーブルを4000円で売ろうが、仕様がきっちりと公開されていない独自ファイルシステムを強制的に使わせようが、その見た目の品質と先進的なイメージが必要な向きは手に取るのだ.

 

で、

Intel Macを後生大事に使っているユーザに告ぐ.さっさとApplwSillicon製Macに買い換えなさい.

 

と言わんばかりのプロモーションを主にMac情報を扱っているWeb記事メディアを中心に展開しているっぽい.

 

で、

すっかりApple Silliconに移行してしまった僕はIntel MacにSonomaを入れてみようと思ったわけだ. 過去に行った「僕の常用アプリが動くかしら?」 という記事ではない.

 

結論から言うと動いた. 動いたし快適だ.この記事はIntel Mac Sonomaで書いているのだが漢字変換はサクサク.しかも日本語英語を切り替えると半角と日本語どちらのモードになるかがカーソルキャレットのところにバルーンで表示される.地味にありがたい機能だ.

 

WIndowsじゃあるまいしOSの根底からドッカンドッカン工事をするわけではないはずだから、Intel Macのサポートを継続することなど処理能力的には問題がないはずだ.

 

ところで僕はAppleのバージョン管理に昔から疑問を持っている. 一貫していないのだ.

そして、奇数バージョンと偶数バージョンで品質が異なるんじゃないかと言う自説を持っている.

 

SierraMacOS 10.12がナンバリングされている. 安定したOSであった.

High SierraMacOS 10.13がナンバーだ.Highとついた割には安定度は地面スレスレだったように思う.

次のMojaveはMacOS 10.14.偶数ナンバーだ. このOSも安定していた様に思う.

そしてCatalina macOS 10.15 地獄の奇数ナンバーだ.いい思い出がない.

ここからApple伝統の適当バージョニングになる.MscOS7や8の時代、機能拡張のバージョンが出たらめで困惑したユーザはきっと40代後半以降だろう.

Big Sur MacOS11だ. 奇数バージョンだ. ダウングレードを考える程度には酷かったような気がする.

Monterey MacOS12はファイルシステムがスカタン以外はそこそこ安定していたかもしれない. このブログでも文句はあまり書いていないような気がするのだ.

Ventura MacOS13は最近も書いたようにファイルシステムが弱い.よわよわだ. 奇数バージョンである.

あと数日で登場するSonomaは偶数バージョンmacOS 14になる.僕の説だと安定しているはずなのだ.

現にこうして触っていても遅いとか挙動不審なところはない. リリース直後にアップデートしてもあるいは安定して動作してくれるのかもしれない.

 

それにしても、ウワモノの機能を宣伝しているが、OSの安定度が上がりましたとか、コードを見直してこれまでよりXX%処理速度が上がりました、みたいなバージョンアップがあってもいい. Windowsは7や8.1から10で大きくパフォーマンスやUIを変えてきた.

(20230922)