林檎と窓と黒苺

新しいものを見つけたら。

BANG&OLUFSEN BEOSOUND A1 2nd Gen     ・・・のばか(2)

かわいこぶっているわけではない.

 

つまり、音を選ぶならアレクサをフルに使えるとは思うな、ってことのようだ.

 

beosound A1にはWifi機能がない. なので通信のベースはBluetoothとなる.

設定したスマホあるいはタブレットを経由してアレクサすることになる.

 

つまり、ワイヤレスイヤフォンアレクサ搭載、と同じということだ.

 

これにて一件落着.

 

Google Nest Audioだっていい音だし、OK Googleでコントロールできるものは、ひょっとするとスキルを設定していかなければならないアレクサよりも使い勝手がいいのかも知れないな.などと思っている.

 

Webをみるとアレクサに軍配をあげている記事が多いのが少し不思議だ. 大人の事情だろうか.

 

(20230918)

BANG&OLUFSEN BEOSOUND A1 2nd Gen     ・・・のばか

いい音で音楽を聴く. 生活が豊かになる一つの手段であると思っている.

 

”いい音”は人によって異なる.BOSEのようにドンシャリが好きな人もいるだろうし、僕はB&Wの透き通った音が好きだ.

 

Bang&Olufsenも繊細な音を出すスピーカだと僕は認識しており、このスピーカにはapt-xで接続することができる.この音の違いはかなり重要だと思う.耳にかかる負担つまり脳が疲れないことは重要なことである.

 

一方でAlexaを内蔵していることも今回メリットだと感じた.僕は”OK Google”派なのだが、B&OはAlexaだという.まぁ、音楽を聴くBluetoothスピーカが第一義の目的だ.
スマートスピーカは使えればそれで良い.

 

使えれば、、、ね.

 

B&Oのスピーカとしての設定はアプリで行う.これが終わるとAlexaの設定になる.

 

B&OはFastPairに対応している.僕はAndroidなので近くにいるだけで「設定しますか?」と聞いてくるのでいそいそ設定する.

 

スピーカとしての設定が終わるとAlexaの設定をしますか?と聞いてくる.もちろん行う、とやるとアプリのダウンロードに誘導される.

 

サポートページを見るとAmazonアカウントでログインすると、Beosound A1を有効にするか?と聞いてくるようなのだが、僕の手順だとその画面は出てこない.

 

するとAlexaは僕のスマホの中だけで機能するアプリとしてインストールされてしまうようだ.

 

「OK!Google」とおんなじ感じで「アレクサ」と呼ぶと

「Make sure your speaker connected try again」

と仰る.何を言っているんだこいつ.

 

もいうっかい”アレクサ”と呼んでみると小さく何か喋っている.僕のスマホにたった今住んだアレクサが反応しているのだ.意味がわからん.

 

どうも接続されていないようなのだが、Alexaアプリを見ても「このデバイスのAlexa」はあるがBeosoundはない.

 

もしかしてこれも登録するひつ王があるのかと追加しようとしても「セットアップモード」というオレンジ色のランプはどうやっても光らない&接続できない.

 

考えてみればルータのIPも設定していないのにアレクサが外と通信できるわけはない.

 

このセットアップモードやらBeosoundを有効にする画面、とかやらはどうやレバ見られるんだい.

 

僕はこれまで怪しいAndroid機を使ってきた.BlackberryAndroid上で動いていたが画角の問題やカスタムの問題なのか怪しい動きをするアプリがそこそこあった.でも今はGoogle謹製アプリであり變躰機種のせいではないはずだ.

 

さて、このAlexaというポンコツをどう扱おうか.

 

明日は格闘することを決めた.世のブログやYoutubeでいくつかセットアップ説明があるが僕のような状態にはなっっていないようだ.ただ、B&OのFAQにしれっと書いているのでもしかしてもしかするとそういう機種なのかもしれない.

 

さらにB&Wヘッドフォンで起きた一つの可能性を試してみようと思っている.もしこれだとするとかったるい話になるが、アプリ開発者に言わせるとどうしてもそうなるようだ.

 

これが大当たりだったら(2)として続報を書く.

 

(20230912)

またMBPのファイルシステムが(脆くなったMacのファイルシステム

度々書いている通り、Appleの品質に取り憑かれている.

 

だが.

メインマシンMBP2023を購入したきっかけはMBP2021のファイルシステムエラーが出たからだ.ちょうだ3ヶ月ほど前のことだ.

 

DriveGeniusで日々ディスクのリスクを監視してもらっているが、ここのところエラーが出ていた.

FirstAidでもWarningのみで、「問題なし」と報告してくる.

けれども僕は知っている.全然問題なしどころかディスクの内容を全て失う可能性とMacが超不安定になるWarnであることを.

そのWarnとは、

「snapshot fsroot / file key rolling / doc-id tree corruptions are not repaired; they'll go away once the snapshot is deleted.」

だ.

FirstAidの処理内容を見るにTIme machineのローカルスナップでエラーが出ているように見える.

 

--

** Checking snapshot 2 of 20 (com.apple.TimeMachine.2023-09-07-100533.local)
warning: inode (id 40715032): Resource Fork xattr is missing for compressed file.
--.

 

この例だと20履歴があるのでこれをバッサリ消してみる.

 

消した後再度FirstAidを実行しても、

「snapshot fsroot / file key rolling / doc-id tree corruptions are not repaired; they'll go away once the snapshot is deleted.」

は消えない.

fsrootが壊れているのでdiskutilを駆使しようとfsck_apfsを実行しようと解決することはない.

 

解決方法はフォーマットからのリストアしかなく、フォーマットしないリストアだと、あるいはリストアに失敗して「バックアップが壊れているのか・・・」と勘違い落胆を招く可能性すらある.

 

apfsというファイルシステムは欠陥コードなのではないかと思ったりする.海外では「バグだらけ」と酷評されているようだし、個人が使うレベルで特に強制終了など過酷な使われ方でもない、事務作業程度で壊れるファイルシステムってのはユーザに強制するようなものじゃないだろう、などと思う.HFS+でいいんだよ.

 

あえてクソと呼ぶがこのクソな仕様のせいでMacサードパーティ含むディスク修復ユーティリティが発展しない.なんちゃって修復しかできないFirstAidしかないというのは健全ではない.
fsckを名乗るfsck_apfsにおいては、全く非力な整合性修復機能しかなく、ディスクのアンマウント制御すらおかしい.

 


上のを超簡単に説明する.

--------ここから

M1 Macは回復モードに入るとOSパーティションはアンマウント状態にでき、だからファイルシステムを修復することができるという建前になっている.

これをまともに信じてはならない.

 

このケースではFirstAidは能天気に

** The volume /dev/rdisk3s5 was found to be corrupt and needs to be repaired.
** Verifying allocated space.
** Performing deferred repairs.
** The volume /dev/rdisk3s5 appears to be OK.

 

なんてメッセージするが全然OKじゃない.

 

FirstAidにプログラムされたファイルシステムの整合性チェックに引っかかっていて、そしてリペアを諦めている.

要するにプログラムされている修復処理は実施できない状態なのだ.

 

で、「ま、OKってことにするよ」と言っているのである.

 

それで、腕に覚えのある人ならFIrstAIdから抜けてコマンドラインを叩こうとするだろう.

 

fsck_apfs を実行するだろう.すると、

error: container /dev/rdisk3 is mounted with write access.

こんなエラーになる.

 

 こ の ツ ー ル は マ ウ ン ト 解 除 を 試 行 し な い の だ .

 

馬鹿め.

これを回避するには次のコマンドを実行しなければならない.明示アンマウントだ.

 

diskutil unmountdisk disk3

 

さらにもう一つコマンドを入れる必要がある.

そうしないと

error: failed to enable crypto I/O mode for container /dev/rdisk3: Invalid argument

こんなメッセージを見ることになる.FileVaultを解除しなければならない.わかるかこんなんで.

diskutil apfs unlockVolume disk3s5 -nomount

これでFileVaultのパスフレーズを入れて解除した後やっとfsck_apfsを受け付けて役に立たない中途半端なチェックを実行してくれる.

--------ここまで

 

全然簡単じゃなかった.申し訳ない.

 

それで結局、Acronisのレスキューブートを使って立ち上げ、ディスクユーティリティでメインのパーティションを吹っ飛ばしAcronisのバックアップからリストア修復した.

 

もうThunderbirdのメールデータだけ退避してリストア後戻す、という手慣れた作業でエラーは消えた.

 

ここのところAcronisのリストア成績は良い.このぐらいのスピードで戻ってくれるなら、リストアは全然怖くない.

 

とはいうもののクソみたいなファイルシステムに付き合うのも限界がある. 僕は強烈なディスクアクセスを伴う処理なんてさせていない. 動画作成をMBPで処理している人はたくさんいると思うが、データが読めなくなったり意味不明なフリーズが起きたら「ま、Macだしね」とニヒルな笑いを浮かべながらリストアしているのだろうか.あーヤダヤダ.

(20230908)

ウーバーアプリとウーバーイーツアプリ(企業の姿勢に落ち度はあるか)

ガジェットじゃないがガジェット上の出来事なので書く.

 

Uberハイヤー手配アプリでAndroidiOS両方で動作する.

 

こんなところに書いてもどうしようもないが、僕はUberのヘビーユーザだ.

月あたり約30万円ほどお世話になっていた時期がある.東京オリンピックあたり、すなわちコロナ蔓延前は毎日Uberを使って移動していた.その時のアプリは車を手配するのみで、しかも今のアプリのようにメーターカシャカシャタクシーは手配できなかった.

 

エラソーだが、なんでプレミアム価格でJPN Taxiの安普請なシートに座らねばならんのだと思っているので当時は結構なことだった.

 

このハイヤー手配のUberについてはTipsがあるのだが稿を変えて書く.今日はそんなイイ話ではないのだ.

 

そのうちUberアプリにEatsの「食事宅配」の機能がついた.もちろんUberEatsアプリとはインタフェースが違う.

 

多分Eatsのパートナから見るとどっちのアプリでオーダされたのか区別できないだろう.

 

で、Eatsアプリには存在する「お問い合わせ」機能がUberアプリ経由の宅配機能にはない.

 

ま、ここまでは良いだろう.

だがUber Japan株式会社の中の人がその事実を知らないというのはどういうことなのか.

 

Uberは0800で始まるカスタマセンタに繋がる電話番号をかつては持っていた.今は通じない.03でもカスタマセンタに繋がったが今はこちらも不通だ(1243のほう)

 

そして03から始まる電話番号が会社に繋がる番号として公知されている.代表電話だ(5452のほう).

ゲスるととんでもない問い合わせが入ってパンクしたのだろう. 得体の知れないバイトが配達しているわけだ.都内だと日本語が怪しい人が配達している.事故が起きない方がおかしい.

僕はEatsも時折使うのだが、自転車で配達するパートナーにあたったことがある.
届いた食べ物は「シェイクしましたよね」というぐらいにぐちゃぐちゃ.

汁物に至ってはビニール袋にぶちまけられていたこともある.


そんなことがあっても今は文字ベースで問い合わせしろ、となっている.「お問い合わせ」機能から、だ.

 

さて、先にも書いたようにUberアプリから宅配オーダはできるが「お問い合わせ」機能はない.なんとなくUberを使うような層は食い物ごときでガタガタ言わないとでも思っているかのようだ.

 

こんな記事にしているのには訳がある.Uberからバーガーをオーダしたのだが、日本人のパートナーにぶっちされたのだ.
お腹が空いたので乗ってきたクルマを手配したUberアプリからバーガーをオーダした.見ると現金払いもできるようだ.
Uber Eatsにアプリを切り替えれば良かったのだがUberから現金払いでオーダしてしまった.会社のカネと個人のカネを区別したのがミスだった.

僕のバーガは準備され日本人スタッフによって運ばれてきている.手段は安心のバイクのようだ.

もう直ぐ到着する、とメッセージが来たので棟番号と部屋番号を伝えたら「了解」と来た.

 

だが待てど暮らせどインターフォンが鳴らない. そのうちオーダがキャンセルされてしまった.

 

おい.UberEatsは音声による電話が最終連絡じゃなかったのかい.敷地内にいるはずなのに唐突のキャンセル.これはクレーム案件だ.

 

だが時間は20:00過ぎ.代表電話も閉じている.Webを見ると「お問い合わせ」からサポートを、と言っているがUberアプリにはそんな機能はない.

現金払いのバーガーは「配達失敗」となっていてしかも「領収書」が発行できるようになっている.納品されてないんだがな.さらには
「次に利用する時この代金徴収するからね」
となっている. ふざけちゃいけない.これなら現金払いを選択した顧客は軒並みぶっちされ泣き寝入りだ.クレカ払いなら決済かかってしまっているだろうから2重の意味でふざけちゃいけない.

翌日代表に電話すると「お問い合わせ」からお問い合わせをと言う.いやあんたらが提供しているアプリにはそんな機能ないよ、というと「仕様は知らん.Eatsから問い合わせて」

 

これもクレーム案件だ. ならばUber側の似非Eats機能を閉じた方が良かろう. 顧客を混乱させて自らの仕事を増やしているのは自分らなのだ.それにさっさと気づいてほしい.

あとどんな素人集団で構成されている法人なのか知らないが納品されていないものに領収書を出してはならない.取引の基本原則ぐらいは押さえてからサービスして欲しいものだ.

 

で、これアプリ差っぽい.Uberアプリ側の宅配オーダ機能がポンコツなのだ.

 

してみると、Uberの中の人は自分らのサービスを使っていないのだろうな.UberはまだしもEatsのパートナーの質を一番よく知っている人びとだしな.アプリがポンコツなのも知らないに違いない.

現在CMでは「Uberでいいじゃない」とやっているが今回のこの件、宅配サービス設計で最も先に挙がるリスク「配達員の与信」「カスタマサポート」どっちもダメだ.

アプリというインタフェースとサービス設計をしっかり改善しないと早晩シュリンクしちゃうかも知れない.チェーン店以外でUberに対応している店は減ってきている. バレてるのだ.

 

(20230906)

 

 

 

 

Pixel Fold(1)

飛びつき購入してしまった感のあるPixel Foldだが、あのアニメCMはいかん.

こんな高額機種「使ってみて」で気軽に使えると思ってるのか.

ちょっとしたWindowsノートが買えちゃうんだぞ.

ということで、Pixelに慣れ親しんでいる人には当たり前のことだが、Blackberryからフツーのスマホに変えた、言うなればカルチャーショックを受けている僕のインプレッションを書き連ねていこうと思う. 
iPhoneから移ろうかななどと無謀なことを考えている人々も参考にされたい. スマホ以外全部Apple、仕事でWindowsの僕の視点ではiPhoneからこっちに来てもあんまりいいことはないような気がするけどね.

スマホ歩きで警告される.

スマホ弄りながら歩くという趣味を持っていないがそれでもほんの少し歩きの動作とスマホ操作が被ることがある. そうすると「スマホ歩きイクナイ」と警告される.センサー総動員なのだろうがこれには驚いた.

・誰かが言ってたがメイン画面の出来はベータあるいは試作レベルかも

Youtuberの誰かが言ってたが、Foldはメイン画面は真ん中の2画面が展開されたタブレット風のところで、いわゆるスマホの画面はサブだ.

通知系の履歴はメイン画面にありサブ画面に通知履歴が表示されることはない(通知時は表示される).このメイン画面は真ん中にスジが入るし材質の問題か爪などの硬いものの跡がつきやすいし、ソフトな素材のため保護シートも貼れない. いや、貼れるのだろうけれど、構造的に気泡入りまくりになるはずだ.

ズーム動作もピンチで操作できるのだがこれの精度がちょっと甘い.ギリギリ180度開くのかな、これ.書籍を読むのに良いとCMでも宣伝しているが、タブレットに敵うわけが無い.老眼じゃない眼の持ち主は読めるかも、という程度だ.

対抗はGalaxyということになっているが調べてみるとFoldingスマホはかなりの数出ているようだ. 特にvivo X Fold2なんか中国専売じゃなくグローバルに持って来れば良いのに、と思う. どのスマホもディスプレイ部分のスジはなく、折り曲げ液晶はそんなにあちこちで製品化されているんだなあ、と思ってしまう.そういう意味でGalaxyのメイン画面の出来は注目したい. 25万円でこの品質なのは残念と言わざるを得ないな.Pixel Fold.

・さすがGoogle製.Android Autoは安定して繋がる.

Nothing PhoneもBlackberryAndroid Autoの接続には難儀した.iPhoneがサクサクとAppleCarplayで接続できるのにAndroid Autoは接続が不安定で認識してくれない. 車がわの問題だと思っていたのだがFoldはさっくりと繋がり安定している.いやーこれでやっと世間の人並みに「カーナビはこれで十分だよね」と言えるようになった. で、Google Mapに衛星写真モードがあってこちらの表示はかなり見やすい.

そういえばカーナビに適したアプリは何かを追求したことがある.と言ってもYahooカーナビ、GoogleMap、Apple地図の3つだ.

Yahooカーナビはベストという評価があり、どれどれどんなもんだろう、ということ、GoogleMapはあのUberが使っている最短距離マニアナビゲーションを知っているから、Apple地図は言わずと知れたパチンコガンダム駅を載せていて異世界地図だったが今はゼンリンライセンスのはず.

それでYahooカーナビは大きな道路を優先的に選択するので運転しやすいが、何の拍子かあっちへリルートこっちへリルートと道に迷わせるような動きをする.
ただ信号の位置を示してくれるので初めての道は見やすい.

GoogleMapはとにかくその時の道路状況、おそらくはAndroidを使っているユーザの位置情報から混雑しているのか渋滞しているのかを判断して1分でも早く到着するルートを検索する.つまりあぜ道をチョイスし脇道を選ぶわけで運転はしにくい.

Apple地図はもしかすると一番出来がいいのではないかと思う.大きな道を優先して且つ信号、10メートル手前での案内などキメが細かい.

Androidの動きが怪しい

スマホは基本的に画面のタッチで操作するのだが、このタッチを認識しないことがある.パッと考えるとバグだ.


こんなところで一旦締める.

(20230814)

MacOSのディスク論理エラー(もしかして仮説)

この一つ前のエントリを書いているのと並行してディスク論理エラーの追跡を行っていた.

 

僕の性格はしつこい. 貶しておきながら一方で期待しているのである.

 

そしてこの稿は”もしかして仮説”である. これによって救われる人が出てくるならそれは狙い通りであるし”そういうものだ”で片付けられる.Windowsだってあのレジストリという魑魅魍魎な構造体レコードを弄るとWindowsが壊れるのである. 例えが正しくないが.

 

まず、あなたがMacのディスクに論理エラーがあるまたは修復できないエラーがある、と気づくのはどんなタイミングなのか. 僕は外付けHDDに格納しているデータの損失が怖いので、クラウドだって信用していない僕は、DriveGeniusというツールを使って監視、そのツールがApple Siliconに対応していない間は、物理ディスクの冗長構成で万が一に備えてきた.

あるいは突然のマウント解除警告で何の気なしディスクユーティリティを動かしたとき、本体APFSという摩訶不思議なファイルシステムに乗っかっているOSの一部にエラーがあることを検知してしまうかもしれない.

そうするとまず、ユーティリティによる検知が挙げられるだろう.

 

そのほかだと、僕が遭遇したのはOSアップデートの際に「ディスク壊れているかもしれないからディスクユーティリティ回してみて」というエラーに促されてCommand+Rで(M1の場合は電源ボタン長押し)エラー地獄、というパターンかもしれない.何しろリカバリモードでみるエラーは脳に良くない.何やら致命的に感じてしまいOSの再インストール(ただしデータは残すよ、という甘い言葉に釣られて)余計なことをやって決定的にOSを壊してしまうのだ.

さて、そういうエラーを見てしまったら、冷静にOnyxというユーティリティを起動、インストールされていなければインストールしよう.

 

Onyxは無償のMacメンテナンスツールだ.OSバージョンごとに作り分けられている.

 

一度起動すると再起動を必須としたメンテナンスを行なってくれる. 市販ツールより高度かもしれない.そのツールのこの機能を使う.

この機能ね.

すると再起動することなくスナップショットを消してくれるのだ.下のボタン「APFSスナップショットを削除する」を押す

 

どのくらい溜まっているかによるが、〜僕の場合25スナップぐらい溜まっていたようだ〜、数十分削除にヒマがかかる.

 

綺麗に消えたら、もう一度ディスクユーティリティあるいはそれに類するものを起動してみよう.エラーは消えただろうか.

 

スナップショット1は必ず残るようだ、これにエラーがあったら報告されるが、それは諦めてフォーマット&リストアコースへの一本道を意味する.もしエラーが消えたなら保存されていたスナップショットにエラーがあったということになる.

このAPFSスナップショットはTImeMachineのSyncPointのようなのだがバックアップしたものが壊れているなど、悪い冗談でしかない.

 

そして僕らが使っているMacにはそうした不具合が潜んでいる可能性があるということなのだ.論理的不整合がある状態のバックアップ(スナップショット)などバグかファイルシステム更新途中に断面を取得してしまったかのどちらかで、こんなのロジックが甘いだけなのでさっさと治してほしいものだ.

 

以上もしかして仮説である.なお、TimeMachineで採取したバックアップデータが壊れていた場合はもうどうしようもない.あくまでMac本体のAPFS上にエラーがあった時にのみ、もしかして仮説を検証するチャンスがある.

 

(20230808)

 

 

Apple Silicon Macの憂鬱(ディスクの論理エラー)

憂鬱である.

 

電話をする、という機能はAndroidを使っているが、事業用PC、家でのホビーとしてのPC、タブレット、娘の学業で使うPC、タブレット、携帯電話、時計、嫁の趣味の映画・ドラマ閲覧タブレット、携帯電話、時計全てApple製だ.

 

信者というわけではなかった. 製品の品質で商品を探したらApple製品一択だ、というだけだった.

事業用のMacはこの雑記にもあるようにディスクの不整合が発生し、一筋縄では修復できずフォーマット&リストアが必要だということがわかった.

これまでにリストアで望む結果を得たことがなかった僕は、僕の1時間単価を鑑み時間を優先し、2023年M2 Mac Proを購入した.
それは翌日には配送され、業務用Macはディスクに不具合があるというものの正しく僕が使いたい機能をサービスし続けてくれた. 使っている側からはディスクに不具合があることなど微塵も感じない.それは高血圧かがんのようだった. 業務用Macでギリギリまで作業を続け、そして新Macでは手動による環境構築を行いスイッチした.

 

その新Macは最近のディスクアクセス過多な作業のせいなのかまたもや本体ディスクに不具合が検知された.今回はDriveGeniusがそれを検知している.

僕が使う程度のディスクアクセスで不具合が出るなんて、動画編集などでもっとアクセス過多な環境だったらどうなのだろう.

 

それともディスクに論理エラーを持っていることに気付かず使い続けているのだろうか.
特にここ5〜6年内蔵ディスクの論理エラー発生率は高いように思う.Darwin採用前のモノリスなOSの時こんなに頻繁だっただろうか.DarwinというかMachアーキテクチャとディスクIOシステムかファームウェアに深刻なバグでも持っているんじゃないのか.

 

品質で選んできたMacがこの有様とはとても憂鬱である.

 

巷には最近N100という小さな小さなWindowsマシンが話題になっている.Windows11の堅牢さを感じ始めている今、もしかしたらMacに別れを告げ、Windowsに回帰すべきなのだろうか.

 

ああ憂鬱である.

今や品質が良いとは言えないMacだが、筐体の品質やコストの掛け方は僕にとって好ましい.このレベルのWindowsマシンはないものだろうか.

 

(20230808)