ガジェットじゃないがガジェット上の出来事なので書く.
Uberはハイヤー手配アプリでAndroid/iOS両方で動作する.
こんなところに書いてもどうしようもないが、僕はUberのヘビーユーザだ.
月あたり約30万円ほどお世話になっていた時期がある.東京オリンピックあたり、すなわちコロナ蔓延前は毎日Uberを使って移動していた.その時のアプリは車を手配するのみで、しかも今のアプリのようにメーターカシャカシャタクシーは手配できなかった.
エラソーだが、なんでプレミアム価格でJPN Taxiの安普請なシートに座らねばならんのだと思っているので当時は結構なことだった.
このハイヤー手配のUberについてはTipsがあるのだが稿を変えて書く.今日はそんなイイ話ではないのだ.
そのうちUberアプリにEatsの「食事宅配」の機能がついた.もちろんUberEatsアプリとはインタフェースが違う.
多分Eatsのパートナから見るとどっちのアプリでオーダされたのか区別できないだろう.
で、Eatsアプリには存在する「お問い合わせ」機能がUberアプリ経由の宅配機能にはない.
ま、ここまでは良いだろう.
だがUber Japan株式会社の中の人がその事実を知らないというのはどういうことなのか.
Uberは0800で始まるカスタマセンタに繋がる電話番号をかつては持っていた.今は通じない.03でもカスタマセンタに繋がったが今はこちらも不通だ(1243のほう)
そして03から始まる電話番号が会社に繋がる番号として公知されている.代表電話だ(5452のほう).
ゲスるととんでもない問い合わせが入ってパンクしたのだろう. 得体の知れないバイトが配達しているわけだ.都内だと日本語が怪しい人が配達している.事故が起きない方がおかしい.
僕はEatsも時折使うのだが、自転車で配達するパートナーにあたったことがある.
届いた食べ物は「シェイクしましたよね」というぐらいにぐちゃぐちゃ.
汁物に至ってはビニール袋にぶちまけられていたこともある.
そんなことがあっても今は文字ベースで問い合わせしろ、となっている.「お問い合わせ」機能から、だ.
さて、先にも書いたようにUberアプリから宅配オーダはできるが「お問い合わせ」機能はない.なんとなくUberを使うような層は食い物ごときでガタガタ言わないとでも思っているかのようだ.
こんな記事にしているのには訳がある.Uberからバーガーをオーダしたのだが、日本人のパートナーにぶっちされたのだ.
お腹が空いたので乗ってきたクルマを手配したUberアプリからバーガーをオーダした.見ると現金払いもできるようだ.
Uber Eatsにアプリを切り替えれば良かったのだがUberから現金払いでオーダしてしまった.会社のカネと個人のカネを区別したのがミスだった.
僕のバーガは準備され日本人スタッフによって運ばれてきている.手段は安心のバイクのようだ.
もう直ぐ到着する、とメッセージが来たので棟番号と部屋番号を伝えたら「了解」と来た.
だが待てど暮らせどインターフォンが鳴らない. そのうちオーダがキャンセルされてしまった.
おい.UberEatsは音声による電話が最終連絡じゃなかったのかい.敷地内にいるはずなのに唐突のキャンセル.これはクレーム案件だ.
だが時間は20:00過ぎ.代表電話も閉じている.Webを見ると「お問い合わせ」からサポートを、と言っているがUberアプリにはそんな機能はない.
現金払いのバーガーは「配達失敗」となっていてしかも「領収書」が発行できるようになっている.納品されてないんだがな.さらには
「次に利用する時この代金徴収するからね」
となっている. ふざけちゃいけない.これなら現金払いを選択した顧客は軒並みぶっちされ泣き寝入りだ.クレカ払いなら決済かかってしまっているだろうから2重の意味でふざけちゃいけない.
翌日代表に電話すると「お問い合わせ」からお問い合わせをと言う.いやあんたらが提供しているアプリにはそんな機能ないよ、というと「仕様は知らん.Eatsから問い合わせて」
これもクレーム案件だ. ならばUber側の似非Eats機能を閉じた方が良かろう. 顧客を混乱させて自らの仕事を増やしているのは自分らなのだ.それにさっさと気づいてほしい.
あとどんな素人集団で構成されている法人なのか知らないが納品されていないものに領収書を出してはならない.取引の基本原則ぐらいは押さえてからサービスして欲しいものだ.
で、これアプリ差っぽい.Uberアプリ側の宅配オーダ機能がポンコツなのだ.
してみると、Uberの中の人は自分らのサービスを使っていないのだろうな.UberはまだしもEatsのパートナーの質を一番よく知っている人びとだしな.アプリがポンコツなのも知らないに違いない.
現在CMでは「Uberでいいじゃない」とやっているが今回のこの件、宅配サービス設計で最も先に挙がるリスク「配達員の与信」「カスタマサポート」どっちもダメだ.
アプリというインタフェースとサービス設計をしっかり改善しないと早晩シュリンクしちゃうかも知れない.チェーン店以外でUberに対応している店は減ってきている. バレてるのだ.
(20230906)