林檎と窓と黒苺

新しいものを見つけたら。

Steam DeckのSSD換装(なんか先人の記事と違うよ)

で、廉価Steam DeckのSSD換装してみた.

 

参考にしたのはWebの記事だ.

 

電源ボタンで電源投入されないように音量+と電源ボタンを押す、とあるので電源断(電源ボタンを押すだけではなくSteamメニューからの電源断)しこのシーケンスでメンテナンスモードに入ろうとする.

 

しかし入れない. Webで紹介されている、電源ボタンで投入されないモードに移行できないのだ.

 

ま、分解換装中に電源投入されなければいいか、と慎重めに裏返す.

 

8個のネジを外すだけで開けるらしい.4隅のネジは長く真ん中に位置している4つのネジは短い.

 

爪で止まっているだけ、とのことなのでピックを挟んで裏カバーを開く.

 

記事によると銀色のシールを開けてネジを見つけるとあるが、僕の個体はそんなものはなく黒いカバーがかかっている.ネジは左上部と下部に一つづつ.簡単に黒カバーを外してSSDを換装する. とても簡単だ.

 

SteamOSのブータブルUSBを作る.これもbalenaEtcherというツールを使えばMacで作ることができる. Webの記事だとWindows前提だがそんなことにビビる必要はないのだ.

 

でブータブルUSBを作ったら音量ーと電源ボタンで書き込みモードに入る.音量+とのウィーケンスとは異なりこちはスムーズに移行できた.

 

途中、ReImageとReInstallのメニューがあり、文字面と意味から何となくReInstallだろと思うが、ReImageが記事で案内されているので素直に従う.

 

Proceedを数回選べとあり、都合3回でインストール成功した.

 

再起動すると、初期設定のための言語選択があるがスティックも十字キーも効かなくて「やっちまったか」と思ったが、スクリーンタッチで言語、タイムゾーンWifiを設定してSteamメニューから設定、OSアップデートを選べば良い.

更新があるみたいなのでそのまま適用すると次の再起動からスティックと十字キーが使えるようになる.これも先人のWeb記事とは異なる挙動だ.

内部が変わっていてこの基盤はスティックの制御ですよー、と言わんばかりにシルク印刷された基盤が見えるのでスティックの交換が容易にできそうだ.

ま、先人の記事と今のSteam Deck、ちょっと違うみたいね、という記録である.

 

「やっべ、壊したか」とこの記事に辿り着いた向きは、大丈夫壊してない.多分提供されているOSイメージが古いのだと思う.そしてファームウエアも変わっているのだろう.

 

(20230708)