林檎と窓と黒苺

新しいものを見つけたら。

Drive Genius 6の限界


さて、昨日メインMBPのEFIパーティションが壊れているという話を書いた。

 

M1 MBP到着とともにDrive Geniusの定期チェックで発見された障害だ。

 

起動や使っている分には何も問題はないが、こうしたエラーは突然起動しなくなるという形で発現する事が多い。 というかそれしかない。

 

慌てふためき、バックアップの重要性を再確認するわけだが、こうしたことに見舞われすぎてありとあらゆるところにバックアップがある僕の環境ですら、EFIのエラーは嫌だ。

 

Drive Geniusがレポートしてくれたということは修復できるはずだ、と思いいろいろ操作してみたが、結論としては何も解決しなかった。

 

今はちょうどBig Surのクリーンインストールからのリストアを行おうとしている。

 

メインMBPは残り22分と表示されている。 インストール真っ最中だ。

 

・ Drive Geniusで作成するBootwellはUSBメモリに作成してはいけない。

 

Drive GeniusにはBoot wellという起動ディスクを作成する機能がある。 これを使うことで起動ボリュームをMBP本体から切り離して修復できる、、、、はずだった。

 

だがGen3.1の速度であるはずのUSBメモリにBoot wellを作成するのにかかった時間は6時間。

さらには起動が遅すぎて失敗するという有様。

 

USBメモリは都合2つ実験してみたが、ひたすら遅い。 作成も起動も。

 

最後、ダメもとで4TBのUSB HDDに作成してみたところサクサクとBootwellができ、起動もそこそこのスピードであった。

 

昭和生まれである僕は、シリコンの方が絶対に早い(はず)という固定観念に囚われていたが、何のことはない、HDDが速かったのだ。

 

オチはDrive Geniusでチェックしても問題なし、さらにRepairしようとするとディスクユーティリティが立ち上がりEFIパーティションの障害をレポートしてくれただけだった。

 

EFIパーティションmacOSの再インストールでは修復されない

 

Google先生に尋ねまくると海外の事例でEFIパーティションが壊れた時はmacOSの再インストールで修復される、という記事を見た。

 

いくらバックアップを取っていようともまっさらに消すのは最終手段としたい。

 

そこで今あるアプリケーションそのままにOSだけインストールして修復されるのならば、という気持ちでトライしてみた。

 

結果は何も変わらない。 EFIの修復はまっさらインストールしか手がないのかもしれない。

 

DISKWARRIORmacOSのバージョンに敏感だ

 

Drive Geniusの他に相当評判が高いDISK WARRIORも入手している。 このツールで助かった記憶はないが、今こそ実力を発揮してもらいたい。

 

ブートさせると「このユーティリティはアップデートしないと使用できません」という主旨のメッセージが表示され動かない。

 

使えない。

 

・つまりEFIが壊れたら合掌しながらクリーンインストール

 

こういうこと。

 

ユーティリティによって修復→助かった、ということは ことEFIに関してはない。

 

(20211027)