林檎と窓と黒苺

新しいものを見つけたら。

Google Pixel Watch2(しょんぼりな心電アプリの話)

循環器に不安がありOMRON 携帯型心電計を入手した.

 

動悸あるいは食道近辺に圧迫感を感じた時に計測して、正常だったり心房細動だったりが検知されている.

 

けれども動悸を感じた時に常に着座しているとは限らない.

 

そこでスマートウォッチで常に計測できるようなデバイスを探したところ、AppleWatchしかない. 厚労省のブロックがあるかららしい.

 

が、しかしGoogle Pixel Watch2/Fitbitにも心電計機能があり、且つ通知してくれる機能があるらしい.

 

 

Google検索でもそのような記事が読める.

 

これは僕が求めているものと一致する.

 

今は、ASUSのVivoWatch SPを腕に嵌めていて、これは血圧をPTTで計測してくれるからでこれに心電計がつけば僕にとって完璧な製品になる.
(つまらないことだが”PTT計測”するものは決して”血圧測定”と書かれないのは規制なのだろうか)

 

血圧を常時計測してくれると触れ込まれているリング型も調べてみても心拍だけ計測しているようだ.

 

で、血圧は薬によって制御しているので問題は循環器系だ.

 

そこでGoogle Pixel Watch2に手を出してみた. 心電計が使えるようになったというGoogle検索結果に望みを繋いだわけだ.

 

結論から書くと、とても残念、しょんぼりだった.

 

日本では心電データは承認されておらず、AppleWatchのみであること、これは揺るがなかった.

 

その機能がないGoogle Pixel Watch2はというと、ASUSより機能が劣り、連続使用時間も劣り(ASUSは3〜4日動作する)、アプリを入れられるというメリット以外に見るべきところはなかった.

 

ASUSは電極が接触しているので、時折僕の敏感な皮膚がかぶれるということがある.

 

本日届いたPixelWatch2は早くもただの半導体ゴミになってしまっているが、厚労省の認可が下りることを心待ちにしたい.

 

血圧の治療勧奨域をあげて医療費や保険点数を節約する取り組みより、こういう自費で購入させられるロガーを認可していった方が結果として無駄な医療費がかからないことになるだろう.

 

現にOMRONで計測した心電図から「期外収縮の疑い」が読み取れたようなので絞り込んだ検査を行ってもらえることになった.

結果患者の負担も減る.

これで救われるかもしれない命がある.

 

(20240702)