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Samsung Galaxy Z Fold7(5) 〜Android Auto使用時の発熱を嫌ってPixelに戻した方がいいのか

今日、Fold7のAndroid Autoを使った。
 
僕の車はセンターコンソールの下には太陽があたらない。USB-Cで有線接続しセンターコンソール下トレイに置く。 
 
USB-Cはカバーディスプレイのフチに干渉してAndroid Autoが起動しないかもしれないので少し浮かせるかメインディスプレイをガバチョと開けて使うと良いかもしれない。

ここはPixel 9 Pro Foldと何も変わらない(PixelはUSB-Cが干渉するほどの薄さはない)がその後の動作に違いがある。
 
Fold7は発熱する。 Android Autoの裏側で動いているマップ(Google Map)のバッテリ使用量が多い。 3D表示がキャンセルされる程度に発熱する。
 
Pixelのときはそんなことは全くなかった。 放熱設計の差なのかCPUの特性(差)なのか。
 
そして充電速度にも違いがある。
 
Fold7のその発熱はおそらくマップの計算量によるものだ。 このため Android Autoを使っているとバッテリはほぼ充電されない。
 
Pixelのときは充電され目的地到着時にはほぼ100%まで充電されていた。 距離にもよるがAndroid Autoを使うと確実にそうなってしまうのでバッテリの負荷を心配するほどだった。 Android AutoはCarPlay同様、ナビゲーション実行時でも充電されるものと思っていた。
 
Accubatteryでの計測も設定→バッテリの計測もマップが消費していることに間違いはないと言えるデータが出ているが、その使用率が異なる。 設定→バッテリの方がAccubatteryより低く計測されているように見える。
 
Android Autoを使って訪れたことのない地域に向かうという機会は今の僕には多くなくなったので問題はないのだが、そんなところ違いが出るのか、という驚きとともに「本体の熱」という言葉と無縁だったので、ああ、端末がこうなることを言っているのね、ということを知った。
 
確かに頻繁に発熱するようだと鬱陶しいかもしれない。
 
あ、今書いていて思い出した。 熱暴走は経験がないわけではなかった。
Blackberry Privを使っていたときのこと。
Qualcommのユーティリティ(なんだったかは忘れてしまった)がループなのか何かいらない計算をしだすのか、胸ポケットに入れていられないほど発熱する事件があった。
ま、それだけなんだが。
 
そんなある意味致命的な状態を経験したのだが、今のところPixelに変える予定はない。
 
・期待していた通りにFold7のメインディスプレイは使える。 ほぼ正方形なアスペクト値は利用者にはその意味が難しい。 ほんの少しで良いので長方形の方が使える。
・計算速度に不満はない。 Pixelの計算速度に不満があるわけなかったし、Fold7の計算能力はPixelのそれを上回っているらしいがそれを使い切れるようなPixel / Fold7の使い方を僕はできない。
・アプリの移行はほぼ終了した。 Fold7は通話開始に若干の癖がある(左側の通話ボタンをスライドするとか)程度の違和感。
・軽さは正義かも。
Samsungアプリの使い方がいまいちわからない。 もしかして使い続けた人だけがわかる、という世界か
・PixelはNexusと同様Androidの指標になるのならPixelを使っていた方がいいのかも。
 
(20250809)