Pixel Watch3の電池持ちは実は48時間ぐらいだよ、などと書いた。
その中で、
Pixel Watchからストレスなどを皮膚表面の変動を検知して知らせてくれるし、常時心拍を測定してくれている.
なんて書いた。
が、ある日睡眠記録をみてみると、
呼吸数
心拍変動
皮膚温
血中酸素ウェルネス
安静時の心拍数
のうち、皮膚温しか計測されておらず、その他の計測は「24時間以内にデータがありません」ときた。
10月のある時期まではデータが記録されている。
なーんでだろ、と思ったら、おやすみモードによって僕が睡眠に入ったらPixel Watchも睡眠しているっぽいのだ。
もちろん心拍変動や深睡眠時間やREM睡眠時間のような睡眠ログに必要な記録はしているようだ。
それで
同期をOFFにした。
もちろんこれで計測できるようになる。
「睡眠時計測できていないデータがあるんだけど、Pixel Watchが故障しているのかな、別製品なら計測できるのかな」
と思ってしまっているユーザは要注意だ。
特に「サイレントモードとおやすみ時間モードは同期したほうが良かろう」とONにしたユーザは、
「ん・・・やたらと電池持ちがいいな、Pixel Watchは」
と、僕が過去に書いた記事のような感想と引き換えに、本来採取されるべきデータが採取できていないということになる。 なんかYoutubeでそういうの見たなあ。
僕はPixel Watchには睡眠ロガーとしての機能も求めていたので記録されないデータに気が付いたし、過去に採取できていたので試行錯誤してみようと思えた。
そもそもPixel WatchはFitbitなわけで、FItbitアプリに項目があるのにそのデータが採取されていないというのは、機能をあえて止めているか(心電図)、バグっているか、確信的にデータを受け取っていないことにしているか、だ。
僕は割と早い時期からFitbitユーザだ。 「1気圧防水」を仕様として記載していたことを僕は忘れない。 1気圧防水ってなに?
Googleになっても芯は変わらないと思う。
「受け取ってるんだけど受け取ってないことにしようっと」
としている可能性が高い、と僕は思っている。
もともとPixel Watchが睡眠していたとしても、ヒトの睡眠時心拍はログしているのだ。そこから安静時心拍を導出することはできるだろうし、時系列の心拍変動や呼吸数は実測できないかもしれないが、皮膚温を0.1度の精度で計測できているようだから推定値の導出はできそうだ。
ということで、睡眠ロガーの機能をPixel Watchに求めたい向きは、スマホとPixel Watchのおやすみ時間、サイレント時間の同期を切ってください、 同期させると Watchは最低限の動きしかしてくれなくなります、 という前記事の注意投稿とさせていただく。
(20241123)