Wainluxの記事は根強い.
根強いと言うことはそれだけ利用者がいるに違いない.
僕のところにいるWainluxはバリバリとレザーに焼きを入れている. レーザモジュールは予備を一つ買っているが、これを使うときは来るのだろうか.
レザーにレーザ刻印をすると、皮革が色付きならばかなり美しい刻印が可能だが、黒のような暗色のときは刻印がレザーの色と同化してしまう.
箔押しのような頃がレーザではできない.
さて、どうするか.
1.刻印素材の色を反転する.
2.Wainluxのプレビューで刻印範囲を確認する.
3.シルバーあるいはゴールドの塗料を刻印範囲に塗布する.
4.Wainluxの最小出力を20%(デフォルト)から3%程度に下げる.
5.刻印する.
これで塗布した塗料は焼かれ、焼かれないところは塗布した塗料の色が残ることになる.
Wainkuxはレーザーの出力制御が優秀だが、素材側がレーザで加熱されるため刻印じゃないところは出来る限りレーザ出力を下げたい.かといって0%にするとレーザモジュールへの負荷が高そうだ.
デフォルトの20%でも同じところを何回か往復させていると薄く焼けるのが確認できるので上のようなデボス加工チックに処理する時は出力を絞った方が良さそうだ.
やってみると上出来だ. レーザにしかできない加工をすることができる.
ところで、刻印が終了するとホームポジションにレーザが移動するが、ここのところ刻印可能最大範囲を超えたところにレーザモジュールが移動しようとし、「ガガガ」と異音を発したのち停止すると言う動きをするようになった.
ドライバの制御が怪しいのか、レーザモジュールを駆動するセンサが壊れたのかわからないが、こうなると電源を切るしかなくなる.
その後アプリの接続を解除し、本体電源投入後改めて接続して刻印を再開している.
何かのセンサの経年劣化だと思っており、僕の用途だと K6で十分なのだがWainux K8を購入するか悩んでいる.
(20240715)